
これを撮影したのは土曜日の夕方です。誰もいません。
ここ、ショッピングモールと飲み屋テナントの建物です。
左上の高架道は1985年つくば万博のときに作ったシャトルバスのためのもので、このテナントもその頃にできたのかな。
土浦はマルイ、ダイエー、地元の小網屋デパートと3つもデパートがある交通の拠点で、もともと海軍の街という歴史から、桜町という夕刊紙に載るような歓楽街もあって賑やかでした。
駅の目の前が元闇市みたいな細い路地の飲み屋エリアだったのを再開発でつぶして、そこにヨーカ堂を建ててしまったもんだから、駅周辺の個人商店がバタバタ倒れて、デパートも相次いで閉店し、その後このヨーカ堂も閉店してしまいました。
今ヨーカ堂の跡はあろうことかなんと土浦市役所になってます。駅から0分の市役所です。せめて病院にでもすればよかったのに。
このテナントは今ほとんどが空き家です。30年前は若者がたくさんいて賑やかだったんだけどな。
新しいものを受け入れない年寄りがそろそろ諦めるかいなくなって、この空きテナントにアクセサリー屋とかスケボー屋とかキックボクシングのジムとか音楽が聴ける静かなバーとか、若い人が安い家賃で自分の店を持てるように、ここ、そうなればいいのにと淡い期待をしていたけど。
ここが栄えていた頃は、居酒屋に駐車場があった時代でした。
今は飲酒運転が殺人犯みたいになって、不景気にもなって、今飲んで代行呼んで帰れる人は一部のお金持ちと
駅前の市役所の職員くらいになってしまった。
コロナが追い打ちをかけて、多くの人が家から出なくなってしまった。
ここに限らずライブ演奏がなりたつ状態ではないですね。

小学生の絵が悲しい。

賑やかだった頃から30数年。
この長ーいテナント施設はいまほとんど空き家です。
そういうわたしも週末にひとりカメラぶら下げてまるで世捨て人のよう。
あの頃はたくさん友達がいたんだけどね。
なんか
さびしい未来にきてしまったなあ。