技術・感性・機材がいつでも「正三角形」であるようにと心がけている。
音楽理論と楽器の扱い、どうしたいかというイメージ、いい楽器。
構図や機材の扱い、何を撮りたいかのイメージ、カメラ。
同じですね。
どれが足りなくても、どれに偏っても正三角形にはならない。
ただ理論通りのうまい演奏、感性ばかりで自己中心的な演奏、楽器を自慢したいだけの演奏
教科書どおりのただきれいな写真、勢いに任せただけのスナップ、カメラの性能に寄りかかっただけの写真
どれが悪いわけではなく、バランスが悪いのだと思う。
ということは、練習しすぎるってこともある。
これ、案外そんなバカなって思う人いるのでは?
音楽は仕事でずっとやってきたのでアマチュアではないけど、カメラはまだ数年の素人です。
カメラを通して、自分の音楽を見つめられるのはとてもいい刺激だ。
写真はただただ褒められたくて撮っているのに、音楽は褒められるためなんかではないと言ってやっている。
写真は花でも鳥でも人物でもなんでも撮るのに、音楽はジャンルの枠から出ようとしてない。できないわけではなくかっこ悪いからやらない。
どちらも言い訳可能で、どちらも気持ちがわかるから困ってしまう。
つまりどっちでもいんですけどね。
ただ中身のないものは撮りたくないし、演りたくない。
中身って結局、感性のことだから、たいした大きさでなくても、それに見合った正三角形でありたいと思う。
言い換えれば、感性を下支えする程度のテクニックや知識とそれなりの機材があればそれでいいと思う。
X-M1 XF27mmF2.8 #xm1 #xf27mmf28