Bunny BJ-60

1976年製のこの楽器は中学2年のときにおふくろにねだって買ってもらったもの。御茶ノ水の石橋楽器にオーダーを出して左用を作ってもらった。

当時はMartinはあってもGibsonのコピーモデルのフォークギターはなくて、記憶でははじめてのJ-45コピーモデルだったと思う。型番のとおり定価が6万だったが、左利き用は2割増しだったはず。

この楽器のせい?でギターに捧げた人生になってしまった。受験勉強もろくししないでギターバカになってしまった私に、買ってやんなきゃよかったといつも言われた。写真のように50年近くたってもピカピカなのはほんとに大切で、毎日のようにワックスかけてやっていたから。

この楽器、ラベルにmomoseというサインが入っている。これはまだヘッドウエイ社長の百瀬氏の若かりし頃のOEM製品だったとのこと。6万の楽器にしてはネックは一本木だしヘッド部分はたしか膠で接着されていた(後に心無いリペアマンにここは変更されてしまったが)。

我が家にある楽器のうち、趣味で持っている唯一の楽器で、気が向いたときに普段は弾くことがないスリーフィンガーで拓郎の曲を弾いたり、ストロークで浜省と共演したり、これは中学の頃と全く変わらない。曲やアルバムも。変わらない。

X-T20 Ai Nikkor55mmF3.5 ストロボ二灯で撮影

みなさまへ。7年ぶりにホームページを復活させました。簡単な文章だけのブログです。私も還暦を過ぎ、人生の夏が過ぎ、がんになって7年が過ぎ

心の中を記録したものを残したくなりました。

たまにお越しいただくとうれしいです。

#bj60

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