私の動画をいくつかご紹介していきます。
まず最近(2018年)に自宅のレッスンスタジオ兼仕事場での動画を何本かご紹介します。最初はタンゴ歌手のKaZZmaくんが我が家に遊びにきてくれたときの動画でFuimosというタイトルのタンゴのスタンダードです。
01.Fuimos
KaZZmaは今や日本を代表するタンゴ歌手ですがコンサート仕様でない”よく”喋るカズマくん”もタンゴへの愛情たっぷりで素敵ですよ。そんな彼とのDUO演奏を継続してやっています。
ここから数曲はやはり今年(2018年)に自宅で撮ったギターソロ演奏です。
まず最近(2018年)に自宅のレッスンスタジオ兼仕事場での動画を何本かご紹介します。フォルクローレの名曲アルフォンシーナと海をバンド用にアレンジしたものをひとりで弾いています。
02.Alfonsina y El Mar-アルフォンシーナと海
サンバと言ってもブラジルのサンバではなくZambaと書くフォルクローレのリズムで3拍子の上に大きな3拍子がかぶさっているというポリリズムでこのような不思議な空間が生まれます。(間奏はアドリブ用に作っちゃました。)楽器はアメリカ製のDevid Dailyです。アンドリュー・ヨークや村治佳織さんなんかも使っていた作者の楽器で私のメイン楽器です。
今年(2018年)に書いたオリジナル曲です。
03.いつかどこかで
やっと書けました。震災で失った町を曲にして以来(下記でご紹介している風の吹く町という曲)7年ぶりに楽曲を書きました。7年ぶりの曲はがんになってから出会った同じサバイバーなかたへ送った葬送曲になってしまいましたがタイトルのとおりそれは悲しいものではなくて、ほんの僅かな出会いの時間を思い出にしたものです。「いつかどこかで(また会いましょうね)」タイトルもメロディもベタですが純粋仕様です。このテイクはソロギター用に短くまとめてありますがバンド用は間奏に長いアドリブパートがありけっこうな大曲になってます。
タンゴのというより南米を代表する名曲「想いの届く日」をおおよそ自分なり弾いてみました。
04.El día que me Quieras 想いの届く日
一曲目のFuimosなんかもそうですがタンゴはこのような素晴らしい楽曲がごろごろしている南米のポップスなんですね。上記いつかどこかででも使っているこの楽器は国内の大津さんという作者のギターで2004年とラベルに手書きで記されているセラック塗装の楽器です。
続いていちおうジャズ出身なのでジャズのスタンダードをソロで弾いたら…という動画です。
05.All the Things You are
うちの奥さんに「生徒がほしいならもっとさわやかにわかりやすく弾いたら?」と言われましたが…、音楽は正直でウソをつけないものなので。
ソロギターの最後は私の2002年の曲でMissing (Child)という曲をスチール弦のギター(今でいうアコギ、昔でいうフォークギター)で弾いています。
06.Missing (Child)
長尺なので自分で撮った写真を差し込みました。この楽器は愛知県にあるTone Woodという工房で作ってもらった強力なサスティーンが持ち味の自慢の楽器です。
続いてミユキタンゴの映像です。まず私のオリジナル曲を数曲ご紹介します。
07.Ciudad Los Vientos(風の吹く町)
2011年に私が作った楽曲で「風の吹く町」という曲です。
08.El Camino Rojo(赤土の道)
2009年、熊本県山鹿市の八千代座という古い芝居小屋(国の重要文化財になっている)での演奏で「赤土の道」とタイトルをつけ、この日の演奏のために書き下ろしました。この日の模様はCDとして発売されました。
09.Miuyki Tango
2006年、Miyuki Tangoの1stアルバムのタイトル曲として書きました。この映像は2009年浜松のライブハウス「ユパンキ」というお店でのツアー中のものです。
次の映像は2016年極東ロシアでの演奏です
10.Taquito Militar
はじめての海外演奏はアルゼンチンではなくなんとロシアでした。映像は地元の新聞社のかたが撮ってくれたものらしいです。
ここから数曲はまた昨今の演奏に戻って、まずギターが目立つものをご紹介します。
11.Fuga y misterio(フーガと神秘)
この曲はアストラピアソラのフーガと神秘という曲で、その名の通りテーマがフーガ形式になっています。
12.Sur(南へ)
タンゴのスタンダードSurの歌伴奏を前半ギターだけ後半ギターとコントラバスだけで演奏している映像です。私はタンゴという音楽のギターをこんな感じで、クラシックの逆方向を目指してコードライクに弾いています。
13.Milonga Del Angel(天使のミロンガ)
この映像は2013年、横浜の老舗ライブハウス「エアジン」でのもので、このスペースでダンスも入っています。この日はゲストでトリオ・ロス・ファンダンゴスのバイオリニスト谷本氏が入っているせいか、ふだんより過激な演奏になっています。
14.Invierno Porteno(ブエノスアイレスの冬)
アストラピアソラの大ヒット曲、「ブエノスアイレスの冬」をフルメンバーで(わりかし譜面どおりに)演奏しています。
15.Flor De Lino(亜麻の花)
トリオ編成でワルツのスタンダード、亜麻の花を演奏しています、わりとジャズライクなアドリブ演奏です。
ここからはタンゴらしい曲をご紹介していきます。
16.Illusion De Mi Vida(我が人生の幻想)
大舞台で「わが人生の幻想」というワルツをオリジナルダンスパフォーマンスで演じています。ケンジ&リリアナさん渾身の大一番 な記録です。
17.La Cumpersita(ラ・クンパルシータ)
タンゴでおそらくいちばん有名なこの曲を我々はこんな感じで演奏しています。(ほとんどアドリブです)
18.El Choclo(エルチョクロ)
タンゴでおそらく2番めに有名なこの曲を我々はこんな感じで演奏しています。(これも多くはアドリブでやっていますので毎回違う演奏になります)
19.Hotel Victoria(ホテルビクトリア)
古い映像ですが、我々がやりたいスタイルのタンゴ演奏です。
お時間のあるかたは2012年9月に行った甲府桜座のフルコンサート動画がありますのでお時間のあるときにどうぞ。Part1が56分、Part2が42分のノーカットライブです。
2012年9月21日 甲府桜座 Part 1
2012年9月21日 甲府桜座 Part 2
映像をご提供いただきました甲府桜座、横浜エアジン、浜松ユパンキの皆様ありがとうございました。