みなさまこんばんわ。
ナガイネ!でやってきましたこのフンドシブログ。ジャズに馴染みのないかたに、自分の楽曲を押し売りしながらやってきましたが。
ここまで書いてみて。ジャズってあんまり解説するもんじゃないよなあと感じ始めております。フィールドが広すぎて、まとまんないですね。そんなで、今日はお休みで。中途半端に書いてきたワタクシ自身の紹介を書きます。なので長くもないけど内容もないです。
To play the media you will need to either update your browser to a recent version or update your Flash plugin.
Free Way IIという曲です。
フュージョン?という感じがする爽やかそうで痒くなりそうな曲ですが、この曲は実はフンドシな長ーいフリー曲の最後の最後でこのテーマが出てくるというものでした。小森さんとのDUOを想定して書いたんですね、なので最初は小森慶子のお名前のほうを拝借して「ケイコ・フリー」、ジャズボーカルのケイコ・リーさんが当時流行っていて、そこをもじってこんなタイトルにしたんですが、女性の名前をもじるというのもなんだなあということで、このタイトルにかえました。しかも当初の思惑であるフンドシインプロが思ったほど長く発展しなくてイマイチだったので楽曲にしてしまった(なのでIIが付いている)という曲です。以上です。
おお短い今日の楽曲紹介。やればできる。
さて。
ワタクシは、スズキイチロウという者ですが。スズキイチロウという名前。
どうです、地味が転じて、けっこう派手でしょう。
メンバー紹介で何故か客席がどよめくんですが。何か?
お客様、あっちはイチローです。しかもワタクシより年下。本物は誰だ?に出演したら熊倉一雄氏がこの人です!と紹介する本物はワタクシですから、盆暮れにはニューヨークからカルピスくらい贈ってもらいたい立場です。
と偉そうにいえるかというと、上には上がいらっしゃいまして。
スズキイチロウ、なんでカタカナか。これ理由があります。クラシックギターのかなり大先輩な先生に「鈴木一郎」さんというかたがいらっしゃって。
さすがに、これはマズイと。ギターの鈴木一郎と「ぴあ」で見てきてアルハンブラの思い出とかやって欲しいなと思って待っていたら、見知らぬ野郎が出てきて、バ ッ プ ボ イ ン ですから。
私はちっとも悪くないんですが、怒られてしまうかと。
で全部カタカナにしました。
…。
我々ってお店で「今日の出演者」と書いてくれますよねたいがい。ありがとうございます。
で、ワタクシ。まともに書いてくれる率、50%くらいです。いちばん多い誤りは、お察しのとおり、スズキイチロー。ちなみに彼は一郎ではなく一朗ね、マダマダだな。
次に多いのは、鈴木イチロウ、または鈴木イチローと半分漢字。なんだか鈴木まで書いて名前んところで気がついたっぽいけどマジックで書いちゃったし、書きなおすの面倒だからというムードがありますが、いいんですよいいんです。似たようなもんだし、わかればそれで。
呼ばれるときは、90%以上は下の名前で。鈴木と呼ばれることが子供の頃から社会人のときから今に至るまでほぼないんで、たまーに呼ばれると、オレ?って自分を指さして確認してしまうという。
苗字いらないか。書き間違えも減るだろうし、開店前の忙しいときには親切ですよね。
スズキイチロウ。まあこっちのほうが何かと回りは面白いでしょうが。
本人は子供の頃からスズキイチロウに慣れているので別になんともないだけでなく、自分以外の鈴木一郎さんに過去に数人お会いしたこともありまして。
そのときどうかというと、お互いやっぱり同じ身の上なもんで慣れていて、ああそうですかそうですね、こんにちはという感じで、それ以上握手したり励まし合ったりすることはないです。
ちなみにこの名前は長男であるからだけでなく、親父が三郎で祖父が五郎だったので、必然という、つまり夢も希望も託されていない記号みたいな名前ですから何の主張もなくてとても気に入っています。
そんな何の特長もない名前の平凡なギタリストなんですが、ひとつだけ目立つものがあって。
左利きのギタリスト。ロックだとたまに見かけるけど、ジャズだとどうなのかな、見かけたことないです。タンゴだとそもそもやってる人がいないんで、日本だと私だけじゃないかな。
スズキイチロウと左利き、これで覚えてくれるんでどっちもまあそういう意味では便利でいいんですが。
これをお読みの、お年ごろのお子さんを持つおとっつあん&おっかさん。
息子さんが色気づき始めると、彼女欲しさにまずギターを欲しがります。
もし彼が左利きだった場合は。
絶対に左利き用の楽器を買い与えてはダメですよ。
目立つ以外には、何一ついいことはありません。
そもそも楽器がないです。あっても高いです、渋谷とか御茶ノ水あたりで定価の3割引きで当たり前に売っている楽器が、定価どころか定価の二割増しだったり。で、売る時は安いです。買う人がいないから。
そこそこ高級な楽器になると、手に入らない型式ばかりです。ロックで使う楽器はそこそこあるんですが、これはそれだけまだ需要があるからなんでしょうね、ジャズで使う銅の厚いギター、そうそう玉川カルテットとかの漫談でもよく見かけるタイプ、これは滅多にありません。ウエスモンゴメリーが使ってるような高級フルアコは多分存在しないんじゃないかな。
だから、ウエスになれません。
それでもなりたいときにどうするか。
右利き用を改造して使うという。若き日のワタクシの写真があります。
どうです。なんだかデタラメな感じでしょう。しかも実に弾きにくいです。カッタウェイ(ネックの付け根の切れ込みのこと)がご覧のとおり意味を成しません。ボリュームツマミが脇の下あたりに位置してしまうので、操作が難しいだけでなく、腕が当たって勝手に回ってしまうから、ツマミをとっちゃうんですが、撤去したボリューム棒?にやっぱり腕が当たって赤く腫れて痛いだけでなく、ツマミのない棒をイジイジ脇の下で操作するのがカッコ悪いだけでなく、
そのうち面倒くさくて使わなくなってヘタになります。
そんなことをもろともせず右用のギターを左に構えている神様と言えば、ジミ・ヘンドリクス。
ジャズ界のジミヘンとかタンゴ界のジミヘン、と言われればまだ元も取れるってもんですが。
一度も言われないです。
ジャズ界のボールマッカートニーと言われることもなく、
言われるとすればタンゴ界の
松崎しげるか、甲斐よしひろ。
ちなみに、私は右のギターの弦を左用に張り替えて使っていますが、このお二人は、右のギターを弦を張り替えないでそのまま左で弾いています。つまりコードを上下逆に押さえてジャラーンと下に向かって弾くところを上に向かってピッキングしています。
すごいですね。
ではこれ、ワタクシができるか。
できるんですね。何でか というと、ちゃんと理由があります。
例えば友達と飲みに行った店にギターがあると。おまえギター得意だろ、なんか弾けよと言われる。カウンターにはバイトのおねえちゃんも期待して見ているわけです。この局面で、「いやオレ左利きだから、つまりレフティ、ぎっちょだからさ…」とは言い訳がましい。ギタリストとしてというより、日本男児としていかがなものか。
こういうことに備えて、学生の時に友達のギター借りて練習しました。
クラシックとかだとそりゃムリですが、コード押さえて弾くくらいなら、逆に押さえればいいだけなんで案外チョロいもんです。
どうです、ギターっていい加減な楽器でしょう。
ちなみに、よく聴かれるのでもうちょっと書きますね、私は左利きですが、お箸やペンは右です。親に直された世代なので、私も直されました。投げるのは左です。では打つのはどうか、これ右なんです。親父が野球が好きでかなり小さい頃から教わったので直されたんでしょうが大間違いでしたね一塁に近いのは左ですから。では卓球はどうか、左でラケット持ちます。テニスなんて自分でしたことないですが、高校の授業でやったときはやっぱり左で持ちました。麻雀は左ですが電卓は右。タバコはどっちでもいいみたいです。
鼻毛を抜くのは右で、それ以上は、なんだかキタネー話になってしまいましたが、左です。
ギターははじめて友達の家にあった彼の兄貴のギターを抱えたときは 左で抱えました。
左右をどう分けてきたのか自分ではサッパリわかりません。
では、右用のギターを右で弾け、つまり通常の人と同じように弾けと言われたらどうか。
これは全く弾けません。小学生よりヘタというか、はじめてギターを触った状態で、ガッカリするほど何も弾けません。
そんなわけで、スズキイチロウで左利きなタンゴも弾く、なんだっけ?ああギタリストか。
ジャズでもなんでもない話が結局フンドシでほんとうにスイマセン。
で、次回はおそらく、またフンドシ音源…、しか残ってない。
実に申し訳ない。
2 comments for “FreeWay II イチロウQ ver1.0 2004”