みなさまこんばんわ。
動画も残すところ2本となってしまいました。
ナガイネ!でクタクタのフンドシブログへようこそ。
今日はとうとうコレ。
El Choclo。邦題が「とうもろこし」、これまた意味不明なタイトル。
ジャズでサッチモが唄えばThe Cornかと思いきや「Kiss of Fire」邦題は知らないので直訳すると、「火災のくちづけ」と、これもなんだか。
金髪の女性とトウモロコシの毛をダブらさせて、つまりパツキン女という意味なのでしょうか、うちのMCではそんな説明をしていますが。
どうもコレ、諸説あって。有力なのは。
トウモロコシ=ポコチン
これ、ワタクシが作ったんじゃないですよ、借りてきたタンゴ全集みたいなCDの説明に書いてありました。つまり隠語説ね。
「次の曲は、ポコチンです。」
バカにするのもいい加減にしてもらいたいものですが、実際そういう説があるんだからしょうがありません。
タンゴの中ではおそらくベスト3に入る、大ヒット曲で、日本でも大人気です。
クラシックなかたも知っているほど。
クラシックアレンジされたEl Chocloを、ノバホールとかで、ハイソなご婦人が鑑賞している。
タンゴもいいわねえ~とか終演後に話したりしている。
でも ポコチン。
これはこれで痛快でございますね。
私のこの曲の第一印象は。
演歌 というより
中島みゆき という感じでした。
エル・チョクロはとても古い曲で100年も前らしいです、ということは、影響されているのがどっちかと言われれば時間軸として中島みゆきさんのほうになってしまいますが実際はどうなのでしょう。
「泣きながらでんわをかけれ~ば♪」桜田淳子さんのこの曲。作者中島みゆきさん。
アレ?
ワタクシの青春時代の思い出のこの曲が、トウモロコシ。または…、まあ何度も書かなくてもいいか
あと、この曲、すごーい前ですが、静電気防止スプレーかなんかのCMでも使われていませんでしたかね。これは記憶だけで曖昧なんだけど。スカートが足にまとわりついて、イライラ~みたいなやつ。
珍しくジャズ化されたり日本の歌謡曲化かどうか、まあ影響を与えていたり、クラシック好きなおばさまもご存知だったり、それくらい人気がある曲だったのですね。
ただワタクシの場合はタイミングが悪かったのか…。
オイ電通、CMの使用曲には気をつけろよ。
トウモロコシみたいなものがスカートにまとわりついてイライラ~
こうやって本物に出会う前に、へんちくりんな先入観が出来てしまうじゃないか。
…。
この動画の演奏は例によって「みんなで同じ譜面」演奏です。
この曲はダンスが入らないので、けっこうその日によってテンポが違います。この動画はわりかしふつう。
それぞれの出番は、実はちゃっかり譜面で指示されています。
だからお見合いすることはないし、ムダがない分、アドリブもあんまりない仕様なんですが。
この曲は、実はリズムのありようはそんなに広くなくて、難しいとワタクシは思っています。
つまり、タンゴです!的なリズムをしっかり出さないと、流れていっちゃうか、過激化してどんどん速くなる。
落ち着いて、リズムを置きに行くように丁寧に演じると、そうでない箇所が開放されて、コントラストができる。
そもそもがそういうありようなんじゃないかな。
別になんてことはない演奏ですが、我々らしい演奏でもあると思います。
わりかしウケることが多いのは、やっぱり有名曲だからかな。
2位と勝手にワタクシが想定したのは、ヨーヨーマで有名なピアソラのりベルタンゴ(邦題が自由なタンゴ、リベラル+タンゴ、略してリベルタンゴと。)なんですが、これ動画収録当日やってませんので、ご紹介するネタがありません。あったとしてもたいした演奏じゃないと思うんで、端折らせていただきまして。
では、ベスト1、これが何か、もう多くのかたがお気づきだと思いますが。
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タンゴ解説編。お待たせしました。次回がようやく最終回です。